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Why is the Masters jacket green?

昨日は松山英樹選手がグリーンジャケットを着てガッツポーズをしている様子が、
各メディアで流れていました。
ところで、マスターズ勝者に贈られるジャケットは、なぜ緑色なのでしょうか?
理由を調べてみました。

★私が参考にしたウェブサイト
https://www.golfmonthly.com/…/masters-green-jacket-126753

https://www.todaysgolfer.co.uk/…/the…/the-green-jacket/


この2つのウェブサイトに書かれていたことを、ざっくりまとめます。


The Masters Green Jacket was first introduced in 1937. Bobby Jones had an idea
that Augusta National members would wear these jackets during the tournament
so that visitors could pick them out from the crowd and ask them for directions.
(和訳)
グリーンジャケットが初めて導入されたのは1937年。オーガスタ・ナショナル・
ゴルフクラブ(ジョージア州にあるゴルフ場で、マスターズの会場)に初めて訪れた人が、
道に迷うなどのトラブルがあった場合、誰がメンバーかすぐに分かって質問ができるように
同じ色のジャケットを着ることを、創設者のBobby Jones(アメリカジョージア州出身の
ゴルファー)が提案しました。

When did this idea come from? When Bobby Jones visited Royal Liverpool Golf Club in England,
he attended a dinner, where all the club members were wearing matching red jackets.
(和訳)
では、そのアイディアはどこから来たのか?ボビー・ジョーンズがイギリスのロイヤル・
リバプール・ゴルフクラブのディナーに参加した時、メンバーが全員赤いジャケットを
着ていたのです。


The only issue was the colour. Red, yellow and even ‘Georgia peach’ were all considered
but quickly dismissed. Then, while out walking Clifford Roberts’ eye was taken by the leaves
underpinning the many azalea bushes found on the former Fruitland Nursery site.
Known as verdant green, the choice was made and a legend was born.
(和訳)
問題はジャケットの色。赤や黄色、ジョージアピーチ色(よく分かりませんが、ジョージア州には
確かにピーチ郡という地名があります)などが候補に上がりましたが、すぐボツに。
ジョーンズのビジネスパートナー、Clifford Robertsがゴルフ場を歩いていた時、ツツジの茂みの
新緑に目を奪われ、この色に決定したとのこと。


ちなみに、調べる中で判明したトリビアをもう一つ。
ゴルフはスコットランドで生まれたスポーツだと聞いていましたが、よくよく調べてみると
諸説ある(フランス説、オランダ説ほか)そうです。

また、昨年アトランタが舞台の小説”All We Ever Wanted”を読みましたが、この中に
ゴルフ場で微妙な黒人差別があることが描かれていたことを思い出しました。