イスラエル人とパレスチナ人の友人にエルサレム市内をガイドしてもらった
アメリカ人YouTuberの動画
【拡散希望します】
先日、パレスチナのガザ地区で武力衝突があり、243人の方々が亡くなりました。
(現在停戦中)
「なぜこの地域で戦争が終わらないのか」を題材に、
高校生用の英語教材を作っていた時(6月リリース予定)、
この動画に巡り会って10回以上見ました。
アメリカ人のDrew Binskyさんは、世界各国を旅行し、
現地の人達と温かい交流をする動画で知られる人気YouTuberです。
エルサレムへ旅した彼は、敵同士であるはずのイスラエル人の友達Yuvalと、
パレスチナ人の友達Samerに街を案内してもらいます。
街は、ユダヤ人が住む西エルサレムと、アラブ人居住区の東エルサレムから成り立ち、
全く違う街並みを3人は歩きます。
両地域の人々は「少しずつ尊重しあっており」、
「ユヴァルとサメールの2人は民族も宗教も違いけれど、良い友達です」
とBinskyさんは語ります。
“Throwing fists over Israel and Palestine won’t solve any problems.
The past is the past. We can only look forward to the bigger and bright future.”
「敵意をぶつけ合っても問題は解決しない。過去は過去。
もっと大きな明るい未来に期待するしかありません」
…そう語るBinskyさんもまた…
「僕もユダヤ人です。けれど、イスラム教国を訪れる度に、
現地の人達に温かく迎えてもらいました」
と語ります。
私は以前からBinskyさんのファンでしたが、この動画で彼が
ユダヤ人だと初めて知りました。
イスラエルとパレスチナの問題は複雑で、国際メディアは
「この2地域は戦争ばかり繰り返している。和解は難しい」と報道しています。
だから、Binskyさんのような情報発信は、非常に珍しいと思います。
Binskyさんは「こういう発信をすると、イスラエル・パレスチナの両側の人達を含め、
Internet troll(ネットいじめ・誹謗中傷)の攻撃にあいます。
それでも僕はこの動画をYou Tubeに上げます」
と語っていました。
勇気を出して、様々な思いを抱えながら、この動画を2日かけて編集して、
アップしてくれたのだと思います。
私の高校の世界史の先生が、大学時代にイスラエルのキブツ留学をした人でした。
彼女が「留学中にパレスチナ地域にも行ったけれど、皆さんとても優しかった」
と繰り返し語ってくれたことを、私は忘れません。
パレスチナとイスラエルの平和を祈ります。
そして、動画をあげてくれたBinskyさんに敬意を評します。
皆さん、この動画をシェアして下さい。
または、身の回りのお友達や家族、英語の先生は生徒さんたちと、この動画の内容を話してみて下さい。
動画のリンク:https://www.youtube.com/watch?v=BtnQkY1dEsA