台湾で犬や猫の殺処分を廃止する法律が施行

台湾で犬や猫の殺処分を廃止する法律が施行(2017)
動物保護施設の女性獣医の自殺がきっかけ
https://www.bbc.com/news/world-asia-36573395


今年6月から日本で、犬・猫へのマイクロチップ装着が義務化されることを1/14リリースの教材で特集したところ、
友人がこのニュースを教えてくれました。

A new law banning animal euthanasia is set to take force in Taiwan.
It comes almost a year after the shocking suicide of a vet overwhelmed by grief at the plight of stray animals.
On 5 May 2016, Ms. Chien took her own life, using the same drug she used to put down animals.
She said she wanted to help people understand what happens to strays in Taiwan.

🔴euthanasiaとは、安楽死のことです。
英語を第二言語とする友人に、たまにこの言葉が通じなかったりするので、
そういう時はmercy killingと言い換えると通じることも。


この台湾の獣医さんは心優しい人で、動物達を安楽死させることにすごく心を痛めていたのです。
動物達を安楽死させるのと同じ薬を使って、自ら命を絶ちました。

2018年度の日本国内での年間殺処分数は犬・猫合計で約3.8万頭(犬7,687頭、猫30,757頭)。
一日105頭の犬・猫が殺処分されている計算になるそうです。

私の周囲には、保護施設からワンちゃんや猫ちゃんを引き取って、
家族のように心を込めて育てている友人や生徒さんや先生方がたくさんいらっしゃいます。
彼らを心から尊敬しています。

動物達がこれ以上悲しい最期を迎えないような社会を作っていきたいです。
そのためにも、今回の私の英語教材が、中学生が捨て猫・捨て犬、殺処分される動物達について
考えるきっかけになってくれれば、と考えています。