イーロン・マスク、Twitterを買収

Elon Musk clinched a deal to buy Twitter Inc. for $44 billion cash on Monday
in a transaction that will shift control of the social media platform
populated by millions of users and global leaders
to the world’s richest person.
(筆者による和訳)
イーロンマスクが440億ドルでTwitter社を買収。
これにより、数100万人のユーザーと国際的なリーダー達に愛用されるSNSは、
世界一金持ちな男の手に移ることになった。

🍀参考にした記事
https://www.reuters.com/…/exclusive-twitter-set-accept…/

今日の単語
🔴clinch a deal: 「取引を成立させる、商談をまとめる」の意味で、よく使います。
(ボクシングで「クリンチ」と言ったら「固定させる」の意味ですね)

🔴social media: SNSは和製英語です。
正式な英語では、TwitterやInstagram、Facebookは
「ソーシャル・ミーディア」と呼ばれています。

この記事を先まで読み進めると、
Twitter社について”the 16-year-old company”と表現されています。
Twitterが生まれてから、まだ16年しか経っていないということに、改めて驚きました。
たった数年で、Twitterは世界の人々に浸透し、
コミュニケーションの仕方に大きな影響を与えたと思います。

さて、イーロン・マスク氏はツイッターのヘビーユーザー。
彼のフォロワーは、何と8000万人です。

そんな彼が3月25日、自身のフォロワーに向かって質問をしました。
“Free speech is essential to a functioning democracy.
Do you believe Twitter rigorously adheres to this principle?”
「民主主義が機能するためには、言論の自由が不可欠ですが、
Twitterはこの原則をちゃんと守っていると思いますか?」

この質問に対して、7割のフォロワーが「ノー」と回答。

イーロン・マスク氏がツイッターを買収した後、
「言論の自由」がこれまで以上に重視されるようになり、
その結果として、言いたいことを好きなだけ言う人が増え、
「荒らし」や「暴言」の書き込みが多くなり、
Twitterを「健全な議論ができる場所」にするために従業員たちが重ねてきた努力が
無駄になってしまうのではないか・・・?

そんな、Twitter社の従業員たちが抱える不安についても、
新聞で目にします。

ちなみに私自身は、「Twitterで言論の自由が保障されていない」とは感じません。
むしろ、テラスハウスに出演していたプロレスラーの木村花さんを自殺に追い込むなど、
人を傷つける発言を平気でする人がいるので、
もっと野次や罵詈雑言を取り締まるべきだと思います。

そういう意味で、2021年1月6日にアメリカ国会で暴動をあおった罪で、
ドナルド・トランプ氏を追放した件では、Twitterを称賛していたのですが・・・

今後どうなるのでしょうか。ツイッターの動きに注目しています。