一年に一度、『ハリーポッター』の作者J.K.Rowlingさんの演説を聴き直しています。
高校クラスの授業で教えるためでもありますが、何よりも自分自身のためです。
毎回、聴く度に新たな気づきがあるのです。
昨年は、”empathy”という言葉に、ハッとさせられました。
「世界を変える魔法の力とは、想像力であり、他者の痛みを感じられる共感力(empathy)だ」ーと。
そして、さっき演説を聴き終えた私の心に、ズシンと響いたのは、
What we achieve inwardly will change outer reality.
(人が内面で達成したことは、外面の現実をも変える。)
…古代ギリシャの哲学者、プルタルコスの言葉でした。
その言葉は、私の師匠の教えと全く同じことを意味していたので、驚きました。
毎年ローリングさんのスピーチを聴いているのに、
今日初めて、このプルタルコスの引用に気づいたのですから、不思議なものです。
ハリーポッターが好きな人はもちろん、
読んだことのない人も、学ぶことの多いスピーチです。
ぜひ聞いてみて下さい。