中学生が、大人より良く知っているSDGs

今週、私の塾の中学2年・3年生達は
「石油の値段が高騰、なぜ?」
のニュース(椿由紀の英語ニュース教材・中学生用)を読んでいます。

昨日、中3のクラスでプリントを配った所、
「あっ!今日のニュースはSDGsだ!」
と数人の生徒さんが口々に言いました。

確かに私は、石油など化石燃料のことをSDGsに結びつけて授業展開しようと計画していましたが、
この時点で、生徒さんたちには「SDGs」の言葉を使っていませんでした。

しかも、Yくんという男子生徒さんは
「あっ!これはSDGsの7番だぞ!」
と言うのです。


🔴SDGs・・・国連が2030年までに達成することを目標に、
2015年に定めた17のゴール。
貧困や環境破壊、男尊女卑など、様々な社会問題の解決が含まれている。


確かに、SDGsの7番は”Affordable and Clean Energy”。
私は予習してきたので知っていましたが、YくんはSDGsの表を全く見ないで、そう教えてくれたのです。

「Yくん、すごいね!SDGsを17個、全部覚えているの?」
と私が感心していると、
「いえ、そんなことないです!僕は理科の授業でやっただけで、英語で何て言うか知らないんですよ!
たまたま僕の班は7番が担当で、皆で調べて発表したので覚えてました!」
と、彼は謙遜していましたが、それでもすごいと思いました。

現在、私が覚えているSDGsは、
1.Zero Hunger
2.No Poverty ・・・の2つのみ。

生徒さん達を見習って、自分も17個くらい覚えよう・・・まずは1日1個から!…と誓ったのでした。