韓国系アメリカ人YouTuberのJenn Imさん、アジア人差別について語る

🇺🇸🇰🇷“Growing Up Korean American | My Struggles”~
Jennifer Imさん:「韓国系アメリカ人として育って苦労したこと」~

昨年から「アジア系アメリカ人(特に中国や韓国出身)の方々が、アメリカで差別にあっている」
というニュースをよく聞きます。
トランプさんがコロナウィルスを「チャイナウィルス」と呼んだことも、一部関係しています。

先日もアトランタ郊外で銃殺された8人のうち6人が、マッサージサロンで働くアジア系女性でした。
そんな時、私が好きなユーチューバー、Jenn Inさんの放送を思い出しました。

Jennさんは、明るくてチャーミングなおしゃべりで、メイクやファッション、お薦め図書、料理などを
紹介してくれます。
ハッとするような美人のJenniferさん。
「韓国の人かな?」という認識は何となくありましたが、よく知らずにずっとファンでした。
彼女のこの放送で初めて彼女が韓国系アメリカ人だと知り、心に残ったので、紹介します。

この動画の10分を過ぎたころから、Jenniferさんの子供の頃の話が始まります。
Jenniferさんが幼稚園に通っていた頃、洋服屋さんを経営していたお母さんが強盗に襲われ、
とても怖い思いをしたそうです。
Jenniferさんも涙ぐみながら、声を詰まらせて話してくれました。

彼女の言葉を引用します。

First generation parents, they have to do the shitty jobs, they have to work in the dangerous locations.
They have to work at the salons, the convenience stores, and they do this
because they want to give us(their children) a better life.
移民第一世代は、危険な場所で、人から嫌がられる仕事をしなければなりません。
サロンやコンビニで働かなければなりません。
なぜなら、自分の子供たちに、より良い生活を与えたいからです。
(引用ここまで)

・・・本当に、そうなんでしょう。
先日殺されてしまったアジア系女性たちも、「より良い生活を求めて、あるいは子供達の未来のために」
アメリカで頑張っていたのかもしれません。
アジア系アメリカ人として生きる人達の貴重な言葉を、ジェニファーさんから聞くことができました。

最後、彼女は
“I’m so proud to be a Korean-American now.”
(自分が韓国系アメリカ人であることを誇りに思います)
と笑顔で語っています。
Jenniferさん、これからも応援したいユーチューバーの一人です。