2人のお子さんを育てながら、英語教室を開校し、
自分のお子さんだけでなく、近所のお子さん達に英語を教え、
たくさんの子供達の英語力を伸ばしてきたtaz tamura先生の本を読みました。

ちなみに、taz tamura先生はこちらのホームページで、
私のニュース教材の推薦文も書いて下さいました。大変感謝しています。

taz tamura先生のKindle本は、こちらです。
『10歳までに決まる いつの間にかネイティブ並みの発音ができる子ども　小学６年までに英検３級に合格できる　普通の人にしかおすすめしないミスらない英語勉強法』(taz tamura)

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私の好きなエピソードを紹介します。

🔴2人のお子さんが小さかった時、700冊の絵本を読み聞かせしたこと。
お子さんが「読んで～！」と本を持ってきた時、決して断らなかったこと。お母様の愛情を感じます。

🔴巻末に「お薦めの英語絵本と教材」のリストが載っています。
惜しみなく貴重な情報をシェアして下さり、感謝です。

🔴10数人の生徒さんについて、一人一人がいつから英語学習を始め、
どのように伸びていったか、ケーススタディが書かれています。

🔴2人のお子さんに個人差があったことが書かれています。
上のお子さんは、幼稚園生くらいで英語を口ずさんでいたのに、
下のお子さんはなかなか話せなくて、学校の先生に「英語のジャンケンも理解していないようです」と言われてしまいました。
しかし中学生になると、下のお子さんも英語が得意になり、
最終的には上のお子さんと同じ高いレベルに達したとのこと。
同じように育てていても、兄弟姉妹で全然伸び方が違う、という良い例だと思います。

🔴この本の正式なタイトルは『10才までに決まる　いつの間にかネイティブ並みの発音ができる子ども　一生涯、英語に苦労する子ども』とですが、本の内容とタイトルが少し違うかな…と思いました。
というのは、著者の先生は「10歳を過ぎてから学習を始めると、一生英語に苦労します」とは、おっしゃっていないからです。
むしろ、「あこがれの人が美しい英語で話しているのを見ると、自分のモチベーションが上がって、どんどん練習して英語が上手になる。学習を始める年齢や環境は関係ありません」と書かれているように思います。

先生ご自身が中・高・大学時代に、定期テストの学習や海外ホームステイで苦労されたお話も、正直に素直な言葉で書かれていらっしゃいます。
「小さな一言で、生徒さんを傷つけてしまった」というエピソードも、「あぁ、わかる…」と思ってしまい、
その反省を踏まえて次に生かしていらっしゃる所が素敵だな…と思いました。

ご自分が苦労しているからこそ、生徒さん達の気持ちを分かってくださる、温かいお人柄の先生なのだな、と思いました。

taz tamura先生、素敵な本をありがとうございます！