私が選ぶ連休中のおすすめ図書5冊

他の方がブログで書いていらしたのを真似して、私も「おすすめの本ベスト3」を紹介します。

英語や世界情勢に興味のある、意識の高い皆さんが、「読むと面白くて、歴史や地理の知的好奇心も満たされる、一石三鳥くらいの本」を選んでみました。

🔴『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出遼平

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「世界のヤバい場所の人たちが、何を食べているか?」を取材したテレビ番組の書籍化。リベリアの墓場に住み、売春で生計を立てる元少女兵、ケニアのゴミ山でスカベンジャーをする少年。この2人のエピソードが忘れられません。食べるとは何か、生きるとは何か。本は描写がより詳しいですが、本が苦手な人はAmazonプライムで映像を見るのもお薦めです。


🔴『15の夏』佐藤優 

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元外交官の著者が高1の時(1975)、夏休みに東欧とソ連を一周する旅に出ます。ハンガリーのペンパルの家にホームステイし、冷戦下で社会主義体制にあったルーマニア、そしてソ連をリアルタイムで見たことは、彼の人生を永遠に変えました。自分も旅した気分になれる一冊です。佐藤優さんのニュース解説書やスパイ活動のドキュメンタリーしか読んだことのない人も、こちらは作風が違っていて面白いので是非❗️


🔴『革命前夜』須賀しのぶ

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ベルリンの壁崩壊の1年前、東ドイツの音楽大学にピアノ留学した日本人大学生の青春小説。この小説を読みながら、ラフマニノフ、バッハ、ベートーヴェンのピアノ曲をネット検索して聴き、目を閉じて中世ヨーロッパの街並みを心に思い浮かべながら旅をしました。クラッシック音楽が好きな人にお薦めしたい小説です。


🔴『明日はいずこの空の下』上橋菜穂子

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『精霊の守り人』の作者であり、アボリジニ研究の文化人類学者としても知られる著者の旅行エッセイ集。上橋さんが10代の頃に読んでいた児童文学の思い出や、ご両親と世界中を旅した宝物のような思い出が綴られています。画家のお父さんが描いた表紙が本の世界観を表しています。5冊の中で最も短く、1時間くらいでサラッと読める文庫本です。


🔴『I AM Jacky Chan』成龍

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香港が生み出したスーパースター、ジャッキー・チェンの自伝。1960〜70年代にかけて、彼がすごした寄宿制京劇学校の教育の様子と(厳しい中にも愛と信念があります。現代はこんな教育は出来ないでしょうが…)、高度経済成長期の香港の街の発展の様子が同時進行で描かれています。

後半は無名のスタントマンだった彼が、いかにしてスターになったか、チャンスを掴んで離さず、さらに上に行ったエピソードは、ビジネス書としても読めます。

私が連休中に読んで面白かった本を挙げました(ベストセラーや有名な本は、皆さんすでに読んでいると思うので、あえて外しました)

I hope you’ll like the books😊